近年はSF映画などの評価も高まり、プロダクトプレイスメントは世界からも注目されている。


またPPを取り入れたドラマも2018年には323作品(2017年は314作品)と、毎年300作品程度が放送されている。


2019年上半期で最も人気となったドラマ『都挺好』はプロダクトプレイスメントが各所にちりばめられ、もとい、はっきりと置かれている。

ドラマ『都挺好』は蘇州を舞台に、主人公・蘇明玉と父、2人の兄とその配偶者の間で繰り広げられる、家庭愛をテーマにしたヒューマンドラマであった。

日本では「視聴者に違和感を与える」という、至極もっともな理由からプロダクトプレイスメントが行われないのが慣例が、中国では全く逆。

数多くのブランド(多くは国内)が時代劇の劇中に登場している。

まったく自社のブランドイメージにそぐわない作品に露出する必要はもちろんないのだが、中国のプロダクトプレイスメントの現状を目にして、なお「日本では考えられない!」という言葉を、ポジティブに発する者だけに成功の道が開ける、というものなのかもしれない。

出典元:え、ここに打っちゃっていいんですか?~ 知られざる中国プロダクトプレイスメントの世界

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