今回は動画広告の効果測定について紹介していきます。
動画広告の効果測定に関係する評価指標一覧
表示回数 | サムネイルが表示された回数 |
視聴回数 | 動画広告が視聴または再生された回数 |
視聴率 | 動画広告の視聴回数またはエンゲージメント数を広告の表示回数で割った値 |
完全視聴率 | 動画が最後まで離脱されずに視聴された割合 |
平均広告視聴単価 | ユーザーが動画広告を 30 秒間(広告が 30 秒未満の場合は最後まで)視聴したか、動画広告にエンゲージメント操作を行ったとき、広告主が支払う金額の平均 |
総再生時間 | ユーザーが動画広告を再生した合計時間(秒) |
平均総再生時間 | ユーザーが広告のインプレッション 1 回あたりに動画広告を再生した平均時間(秒) |
クリック数 | 動画広告をユーザーがクリックした回数。 |
クリック率 | 「広告がクリックされた回数」を「広告の表示回数」で割った値。 |
コンバージョン数 | 視聴者が動画を通して、視聴者が商品購入や資料請求、お問い合わせなど視行動を起こした数 |
ユニークユーザー数 | 一定の期間に動画広告を視聴した)ユニークユーザーの合計数 |
動画の効果測定に必要な指標は上のとおりです。
その中でも特におさえておきたい項目はこちらの4つ
- 視聴回数
視聴回数とは、どれだけ動画が視聴されたかを把握するための数値であり、
多くの人の目に触れるということは、それだけ高い宣伝効果があるといえます。
※広告媒体によって再生回数のカウント方法が異なります。
Youtube→視聴者が広告を30秒以上視聴するか、広告をクリックした場合にのみカウント
Twitter→動画が50%以上画面にある状態で2秒経った場合か、視聴者が動画を拡大するあるいはミュートを解除する操作を行った場合にカウント
- 完全視聴率
完全視聴率とは、広告が表示された回数のうち30秒以上もしくは最後まで視聴された割合
動画広告を成果につなげるためには、動画を最後まで視聴してサイトに遷移してもらうことが大切です。
動画広告では「最初の5秒間が勝負!」といわれることが多いので導入部分で視聴者をひきつけ、最後まで動画を見てもらえるかが完全視聴率アップのポイントであるといえます。
- クリック数
クリック数は、動画広告の視聴者が広告をクリックした回数
動画を見て、商品やサービスに興味を持ったユーザーが
さらに情報を求めるために起こす行動がクリックです。
動画広告においては商品やサービスの魅力をどれだけアピールできたかを
把握するのに必要な指標となります。
- コンバージョン数
コンバージョン数とは、動画広告をクリックした視聴者が商品購入や資料請求、お問い合わせなどの行動を起こした数
動画広告でも、コンバージョン数を増やして、いかに広告の目的である成果につなげるかが重要です。
クリック数が多いにもかかわらず、コンバージョン率が低いのは、
広告内容と商品の間にイメージのズレがあるかサイトのユーザビリティが低いケースが多いです。
動画だけでなくサイトのレイアウトやクリエイティブを工夫することは
コンバージョンを上げることに効果的といえます。
目的別で変わる見るべき指標
動画広告は出稿目的により重要となる指標が変化します。
動画広告を使ってデジタルマーケティングをおこなう場合、どれくらいの効果が出たかを
測定するためにKPI(Key Performance Indicator、重要業績指標)を決める必要があります。
KPIを設定するには、動画広告の目的を明確にすることが重要です。
目指すべきゴールは、自社商品の購入や登録ですが、動画広告でどこの段階までを目的とするかを決めておきましょう。
認知度アップが目的の場合
ユーザーにブランドを知ってもらう認知目的の場合、見るべき指標は4つあります。
- 視聴回数
- ユニークユーザー数
- ブランド認知度
- 広告想起率
認知度アップを目的とした場合は視聴回数やユニークユーザー数など、
どれくらいの人に見てもらえたか、コンテンツを届けられたかが重要です。
行動促進が目的の場合
行動促進目的の場合、見るべき指標は5つあります。
- クリック数
- 問い合わせ数
- 会員登録数
- 売上
- 購入意欲
行動促進を目的とした場合は、検討層へ購入や問い合わせなどの行動を
少しでも多く起こしてもらうことが重要です。
いかがでしたでしょうか。
動画広告を有効に使い、認知・収益をアップさせていきたいですね。
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