今回はタイムCMとスポットCMについて紹介していきます。

テレビ広告の市場規模

テレビ広告の市場規模はインターネット広告に抜かれましたが、

いまだ18,393億円と横ばいのままです。

テレビ離れが進んでも、テレビ広告の勢いは続いています。

スポットCM

スポットCMは、番組に関係なく時間枠を指定して放送されるCMのことです。

企業は「この番組の中でCMを流したい」と希望することはできません。

あくまでも、テレビ局が定めたCM枠のどこかで流れることになります。

スポットCMのメリット・デメリット

メリット

  • 幅広い層に視聴してもらえる可能性がある
  • 低予算でCMを流すことができる
  • 期間限定のキャンペーンに合わせてCMを打てる

デメリット

  • ターゲットとマッチする番組にCMが流れない可能性がある
  • スポンサー提供のアナウンスが流れない

スポットCMの料金

スポットCMの料金は、「GRP」と「パーコスト」の掛け合わせで構成されます。

GRPとは、番組の視聴率とCM本数を掛け合わせた数字のこと。

パーコストとは、1%の視聴率を獲得するために必要な費用のことです。

例えば、視聴率10%の番組に10本のCMを流せる100GRPを想定して、

テレビ局からパーコスト10,000円と提示されたとしましょう。

100GRP×10,000円になりますので、予算は100万円となります。

注意したいのは、パーコストは常に一定ではなく、繁忙期や閑散期など時期によって変動する点。

繁忙期になるとCM枠の競争率が上がるためパーコストが上がり、結果として必要な予算は高くなります。

タイムCMのメリット・デメリット

メリット

  • ブランディングしやすい
  • スポンサー提供のアナウンスが流れる

デメリット

  • リーチできる層が限られる
  • 費用がかかりがち
  • 売り違いによって時期がずれることがある

タイムCMの料金

タイムCMの料金は、下記の要素によって算出されます。

  • 番組の視聴率
  • 放送エリア(全国区orローカル)
  • 提供表示
  • 放送する時期

当然ではありますが、番組の視聴率が高ければ高いほど、

タイムCMの料金も高く設定されることになります

。放送エリアは、ローカルよりも全国区のほうが料金は上がります。

提供表示を出すだけではなく、アナウンスを流すことでも、料金は高くなるのです。

また、放送する時期によっても料金が変動します。

出典元:ナイルのSEO相談室

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