今回はプロダクトプレイスメントの歴史について紹介していきます!

駿河町・三井越後屋の賑わいを描いた店頭美人図   歌川国貞画(天保年間頃)

始まりは江戸時代!?絵からはじまったプロダクトプレイスメント

映像の中に商品やサービスを映り込ませる広告であるプロダクトプレイスメントですが

さきがけは映像ではなく絵として

なんと400年前に存在していました!

それがこちら!

江戸時代のプロダクトプレイスメント

ここにプロダクトプレイスメントが隠れています。その製品は白粉「仙女香」。

江戸時代のプロダクトプレイスメント拡大図

はっきりと”仙女香”と書かれています。

そしてその左隣、”美玄香”も仙女香と同じ会社から発売されているものです。

また、この美玄香は川柳にも使われています

・今ならば実盛も買ふ美玄香(柳多留 百六十七)

出典元はこちら

プロダクトプレイスメントを始めた仙女香の宣伝効果

江戸時代の美人の条件は、第一に色を白くすること、

化粧の基本は白粉であることが記されています。

そんな中、仙女香は浮世絵の思わぬところに度々登場し、

その宣伝効果か、仙女香は女性たちに大変人気の化粧品となりました。

江戸時代からさりげなく使われていたプロダクトプレイスメント。

当時は絵だったにも関わらずユーザーの認知や購買意欲にはしっかりと繋がっていました。

プロダクトプレイスメントは古くからありますが、現代でも十分効果的な広告手法です。

また、広告離れが進んだ今、一番有効な手段だといえます。

そんなプロダクトプレイスメント、ノウハウがあり

ノンストップで映像がつくれる会社はこちらです→アエロ株式会社

2 thoughts on “プロダクトプレイスメントは江戸時代からあった!?

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